ヒプノセラピーとは
ヒプノセラピー(催眠療法)は、心理療法の一つです。催眠状態に入って、自分の内面と向き合うことにより、悩みやストレスの原因を探ったり、解決の糸口を見つけたりする療法です。
催眠療法と聞くと皆さんが想像されるのは、催眠術師が催眠をかけて意のままにコントロールされて命令にしたがって行動させられることだと思ってらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
実は催眠術療法の歴史は古く19世紀初期にドイツで行われるようになり、近年では1988年アメリカの精神科医ブライアン・レスリー・ワイス博士による催眠療法による過去世回帰についての著作は日本のテレビ番組にもとりあげられるほど、センセーショナルな事でしたが、今では心理療法としては、科学的にも一般的な療法の一つです。
催眠療法はあくまでも自己催眠であり、催眠中も意識ははっきりとしていて、自分の意志で話すのが、催眠療法の特徴です。
ヒプノセラピーの説明をさせていただく時に必ず、顕在意識と潜在意識についてご説明させていただきます。人の意識にはこの2つの意識が存在します。
「顕在意識」とは、普段認識することができる意識のことです。表面意識とも呼ばれ、論理的な思考・知性・判断力を指します。
「潜在意識」とは、無意識・無自覚の状態で心の奥底にあって、本人も気づかない意識のことです。本人が自覚のないまま思考や行動に影響を与えることがあります。
実は人の意識の80%は潜在意識が占めているともいわれ、私たちの行動はほとんど「潜在意識からの行動」といわれています。
ヒプノセラピー(催眠療法)は心療法の一種です。自己催眠を通じて、潜在意識にアプローチをして問題の根本を見つけ解決するきっかけになる療法です。
仕事・恋愛・結婚・家族・人間関係や生きづらさ等々、様々な問題や悩みを自分自身で見つけそして自分自身で癒すことができる療法です。
ヒプノセラピーには、前世療法・年齢退行療法・インナーファミリー療法・悲嘆療法(グリーフセラピー)等々、クライアントの抱えている悩みに合わせて各療法から技法を選んで適切な療法ができます。
そして、潜在意識にアプローチするため、深い癒しがあり、とても深いリラックス効果が期待できます。
1:催眠療法の事前面談(最初に何故施術を受けに来られたのかをお聞きします)
2:催眠療法の説明をさせていただきます。
3:催眠療法に入る前の準備をおこないます。
4:催眠療法の施術に入ります。
*全ての工程に要する時間は、3時間から3時間30分程度かかります。
(ご利用に際して)
ヒプノセラピーは医療行為ではなく、またそれに代わるものではありません。精神科や心療内科にかかっておられる方や、もしくは通院されていなくとも、お受けできない場合もあります。
今現在抱えている問題や悩み、心の苦しみや痛み、繰り返す行動パターンなど、原因となっている過去の出来事に遡っていき問題を見つけ解消に向かわせていく療法です。主に幼少期の自分を客観的に見つめ直すことによりトラウマを癒していく療法です。
前世のイメージを通して自分と家族や周りの人間関係や、生きてる目的、体の状態など、前世のイメージから見えてくる新たな視点は様々な問題や課題をクリアにできます。
*オプション フューチャーペーシング:過去を癒した状態から少し先の未来をイメージし、自分がどのような環境や状態で生きているのかをイメージしてもらい、尚且つ自分を肯定し前向きにできる療法です。
大切な人を亡くされた方のセラピーです。喪失感や虚無感、またはもう一度会ってメッセージを聞きたいと思っている方の療法です。流産や死産を経験され苦しんでいる方にも大きな癒しになります。
恋愛に対する観念や行動パターン(無意識な事も含む)を客観的にとらえ見直して、イメージの中で会話をし、心の整理をして、自分自身の本当の想いや気持ちに気づき、健全な関係を妨げている要因を手放し自立した状態へと導いていきます。大きな失恋の経験からの心の痛みも緩和されます。